バス停のユニバーサルデザイン(車いす仕様)
先日、5月とは思えない暑さの中、所用で出かけた。
体温調整が麻痺しているので、水を霧吹きで顔や首筋に吹き付けながら車いすを漕いでいた。
が・・・・
歩道の照り返しなどで体温が上がり、我慢できなくなった。
近くにバス停が・・・・
うン!
どのようにして乗車するのだろ?

ポール間は「78cm」
スロープが引き出せないのでは・・・
ノンステップバスの標準仕様では以下のようになっている
(出典:国土交通省より)
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(スロープ板A)
①幅:810mm
②長さ:1200mm
③角度:5度
(車道から12度)
④サイドガードつき、・収納:中扉脇
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(スロープ板B)
⑤幅:840mm
⑥長さ:870mm
⑦角度:7度
(車道から17度)
⑧収納:優先席下
⑨ABとも耐荷重
300kg、脱落防止金具つき、表面はセイフティウォーク張り
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参照HP
http://www.mlit.go.jp/jidosha/topics/nsbus/4syou.pdf
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バスが来た。

扉が開いたが・・・・

スロープを出す、スペースが無い。(ー_ー)!!(@_@;)
バスを移動していただこうと思ったが、前後は植込みの石垣が・・・・
車いすで乗降できないバス停の例

ユニバーサルデザインを謳っている街「福岡」としては如何なものでしょうか?

乗降口(歩道側)がフラット(平坦)なバス停
スロープの勾配も緩やかになります。
このような仕様(造り)が「ユニバーサルデザイン」と言うのでしょうね



点(施設)がいくらバリアフリー(ユニバーサルデザイン)に
整備されても、
線(移動)が整備されなければユニバーサルな(バリアフリー)
街(社会)とは言えない 。
by syunsi2 | 2014-06-06 09:03 | ユニバーサルデザイン&公共交通 | Trackback | Comments(0)