第4回国際ユニバーサルデザイン会議2012 in 福岡
国際ユニヴァーサルデザイン会議 オフィシャルサイト
(2012.10.25追記)
自宅から電動車いすを転がし市営地下鉄「唐人」駅で乗車、箱崎線「呉服町」で下車。
バリアフリー探検を兼ねて、地下鉄「呉服町」駅から会場まで転がす。
道中の交差点のほとんどが縁石の勾配が大きく、この勾配のある段差?を越えるには私の車いすでは衝撃が大きく苦労した。一部の交差点にはアスファルトでスロープ状になっていた。
テレビのニュースを見て、急に思いたったので「カメラのバッテリー」チェックをしてなかった。帰りに再度ここ(会場から呉服町駅)を通り、カメラに残そうと考えていたが、会場でバッテリー切れで撮れなかった。
下記に事例(早良区)を掲載しています。
後日、撮った「大博通り」の画像です
スロープ状の縁石です。勾配を大きくしているので段差(2cm以上)と変わりない。
このような形態の車歩道が国際センター(国際会議場)までの「大博通り」に連続しています
蔵本町の交差点
改良工事で敷石の勾配をなくした歩道
同じく蔵本町の交差点
マンホールの脇が車いすにとってはバリアフリーで通りやすかった。
全部フラット(平坦)にすれば・・・・と考えます。
こんなユニバーサルデザインの歩道があります。
会場は昔、勤めていた会社で出展した「インターパック」や「ビジネスショー」と同じような製品の紹介でした。
期待外れ! 会議の模様と思ったが・・・・
やはり、イベントに終わるようですね!
先ほどNHK福岡ニュースで展示会場や会議(国際会議場)の模様を放映してましたが可哀相なくらい「ガラガラ」でした。(2012.10.12 20:30 追記)
小学生が社会勉強で沢山いて、彼らが大声で各ブースを走り回っていたので賑わいに演出的役割をしていた。他は関係者がいる程度の入場者でした。
福岡のメインストリート、博多駅から会場まで一直線の「大博通り」がバリア(歩道の段差)のない平坦な歩道になる日は?
早良区の段差解消の参考例
この程度の段差でもキャスター(前輪)、本体への衝撃は大きい。
それどころか、この前輪への衝撃で本体や前輪取り付け部分に亀裂や破損の原因に。
ウィリー(前輪上げ)ができれば通過できるのだがこの電動車いすは重くて出来ない。
福岡市総合図書館と博物館間の横断歩道
敷石の勾配(段差)を解消するために敷かれたアスファルト ↑↓
昨年(2012.7)に転倒した歩道と改善された歩道の事例(動画)です
http://wheelsinko.web.fc2.com/2011/tentou.htm
一年後、「大博通り」をバリアフリー探検してみよう!
この会議の開催後の結果がでているのだろうか?
車歩道間の「段差」をスロープ状にするには時間はかからないでしょう。
年度末恒例の予算消化で不必要なものに血税を使うより、本当に必要とする箇所の工事で消化して欲しいですね。
開催期間中にこんな活動もあったようです。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/328692
障害者とデザイナー 街を歩き問題点探す
西日本新聞 2012年10月12日朝刊 より
良い結果を期待してます。
見た目や言葉だけの「ユニバーサルデザイン」を提唱するのは簡単です。「こころ」があって初めて本当のユニバーサルデザインと言える。
福祉車両:トヨタ
インターパック(interpack)国際包装機械・資材・ 製菓機材展
http://interpack.messe-dus.co.jp/
因みに呉服町から会場の福岡国際センターまでの徒歩での所要時間
電動車いす(時速6キロ)ではもう少し短縮できるでしょう。
高島市長さん、 一度ここを転がしていただければ理解・認識がより深まることでしょう。
市政への提案を福岡市へ投稿したが・・・・
関連記事:西日本新聞 10/17 朝刊 社説
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/329423
大規模国際コンベンションの開催には多数の会場やホテル、バスやタクシーなど機動的な移動手段が欠かせない。そうしたインフラは十分だろうか。
=========== 記事抜粋より。
by syunsi2 | 2012-10-12 20:00 | ユニバーサルデザイン | Trackback | Comments(0)